コロナ禍で困っていたライブ活動をライブ配信して成功した体験談
ダイとケンさん(40歳、男性、栃木県)からのYouTubeLiveの体験レビュー投稿です。
ダイとケンさんは10数年間、アマチュアバンドメンバーで毎年ライブコンサートを続けて活動しているそうです。
しかしながらコロナ禍に入りライブ活動ができなくなってしまいました。
そんな時、ライブ配信でライブコンサートを開催する手段があることを知ります。
YouTubeLiveを使って、様々な工夫を凝らしてライブコンサートをオンラインで開催したダイとケンさんの体験談です。
アマチュアバンドを結成してから10数年間、毎年ライブコンサートを続けリピーターのお客さんも増え充実した活動を続けていました。
しかし、2年前の2020年は新型コロナのために緊急事態宣言が発令され、ライブコンサートの開催が不可能となり、あげくにはバンドメンバーが集まって練習していた練習会場さえ使用禁止となってしまいました。
この時私を含めバンドのメンバーは、当たりどころの無い怒りといつ正常な日常が戻るのかという不安、そして絶望感の中で無機的な日々を送っていました。
リモートで音楽活動をする人が増えてきた
するとプロの団体やアマチュアの団体がリモートで演奏する活動を始めているのを目にしたり、星野源さんが「うちへ帰ろう」をInstagramで公開し、歌や楽器やダンス等の様々な形でのコラボレーションを呼びかけ大反響となっていることを目にするようになりました。
私たちはこれらを目にして勇気づけられ、改めて音楽の素晴らしさを心の底から感じることができました。
これらのことが刺激となり、私たちも世の中が変わるのを待つのではなく、今の状況の中で何が出来るのかについて真剣に考え始めるようになりました。
そして、グループ電話で何度も何度も話し合いを重ね、ライブ配信という方法を考えてみることとしました。
ライブ配信といってもメンバーの誰もがそのスキル(ノウハウ)を持っていたわけもなく、全員でネットで調べるところから始まりました。
ネット配信アプリも様々なアプリが出始めていて何を選んだら良いのか分かりませんでしたが、ライブ配信を観る側になる今まで私たちのライブに足を運んでくれた皆さんにお聞きしたところ、You Tubeが一番馴染みがあるということでしたのでYou Tubeアプリを使用することにしました。
大変なライブ配信の準備にとりかかる
使用するアプリが決まったものの、配信に至るまでには大変なことの連続でした。
アプリの操作法、演奏曲目と演奏時間、普段のライブではお客さんとのやり取りをしながらアットホームな雰囲気でコンサートを進行していたので、ライブ配信での進行方法等、問題は山積みでした。
アプリの使用方法は、約一と月の間に何度も試験配信を重ね試行錯誤を繰り返しながら何とか操作できるようになりました。
演奏曲目と演奏時間については、練習もままならない状況でしたので今までに演奏したことのある曲の中から、コロナを吹き飛ばすよう元気のでる作品を中心にし、約30分の演奏時間としました。
ライブ配信の進行方向については、曲目の説明をして演奏すると言うものではなく、メンバー同士がお互いにインタビューをしながら現在のコロナ禍にあっての心境とコロナに打ち勝つための抱負?的な話を織り交ぜながら進行することにし、30分で終わるように台本も作成しました。
YouTubeLiveでライブ配信本番!
ライブ配信当日は、やはりお客さんのいない所でテンションを上げてパフォーマンスをすることに戸惑いもありましたが、台本を作っていたこともあり進行的にはあまり問題もなく進められホッとしたことを覚えています。
演奏も普段のライブコンサートに比べると妙な緊張感の中ではありましたが、大きな事故もなく(練習不足はいがめませんが・・・)無事に最後まで演奏することができました。
ライブ配信を終えてみて、お客さんのいない所での本番をすることの不思議な感覚、演奏前・演奏中・演奏後のお客さんからの反応のない何とも言えない感覚、本当に今までに感じたことのないものばかりでした。
私たちにとってこの初めてのライブ配信の経験は、大変なこととの戦いでしたがとても意味のある経験となりました。
そして改めて実感したことは、お客さんの有り難さでした!
演奏をする側も聴く側も、何に気にせずコンサートを楽しめる日が、一日でも早く来ることを願っています。
ダイとケンさん、ご投稿ありがとうございます。
「リモート○○」というのはコロナ禍に入って盛んに聞くようになったワードですよね。
音楽方面も例にもれず、様々なアーティストがオンラインライブを開催したりとインターネット上の活動が盛んになりました。
ライブ配信となると一般的な雑談配信よりは準備に時間がかかりますが、一般人でも音楽配信ができたりします。
コロナ禍によりさまざまな形態の配信が出ている昨今。
新しいライブ配信の形に挑戦してみるのも面白いかもしれませんね!