高齢の自分が新たに見つけた居心地の良い趣味空間！「Pococha」

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なんとなくの興味本位からダウンロードしたライブ配信アプリ

「Pococha」

とにかく気になる配信者が多かったのです。

自分の年齢からしても、

「このような新しい仕組みに慣れるかな？」

とか

「そもそも楽しめるものなのかな？」

という不安感があったことも確かで、やはり最初はそのやり方がよくわかりませんでした。

でも、実際にいくつかの配信に入ってみると、そこの配信者はもちろん、ほかのリスナーさんたちがとても親切で、いろいろと教えてくれましたから、あとから考えると、その点がとっても助かりました。

「習うより慣れろ」とはよく言ったもので、まさにそうやってあっという間に、しかも無理なく、楽しみながら覚えることができました。

配信者の人は、本当に多種多様でしたので、その中から自分の好みにあった人を見つけるのにはそんなに時間はかかりませんでした。

自分の場合は、「アイドルを目指して頑張っている女の子」がお好みの配信者で、その目標に共感して、そしてなによりも、その配信者の人柄にとっても惹かれて、気が付くと、いわゆる

「推し」になっていました（しかも「単推し」ですっ！）

Pocochaは、毎日の配信で、どれだけリスナーたちとのやり取りが盛り上がるかという点が様々な観点から数値化されて、それがその日の

「メーター」という形で反映されるのですが、いつもそれがうまくいくとは限らないこともあって、毎日「ドキドキわくわく」という状態を作り出すというところに大きな魅力があるように思います

（これ以外にも、様々な「イベント」というものも用意されていて、そのときもまた、普段とは別の「ドキドキわくわく」が楽しめるようになっています）。

もちろん、そういう配信の仕方ではなく、

「毎日のんびりゆったり」という方もいらっしゃって、それはそれでとっても素敵な配信になっていますが、自分が推した人は、先ほど述べたように

「アイドルになるために」という明確な目標がありましたので、「ドキドキわくわく」

な配信になっていたわけです。

その「メーター」がうまく積みあがらないことももちろんあって、そのときはちょっと悲しい思いをするときもありますが、でも、そういうことがあったからこそ配信者とそのリスナーたちの「絆」というようなものがどんどん強くなっていったような気がしています。

そして、メンバー全員の一つの目標のレベルに到達できたとき、言いようのない一体感が出来上がりました。

この感覚は、一生忘れることのないものだと今でも思っています。

こういうライブ配信に参加する前には、まさか自分がこういったSNSで、まるで現実の世界と同じような

「一体感」や「達成感」

（そしてときどきの「悔しい思い」も含めて）を感じることができるとは夢にも思ってもいませんでした。

でも、世の中はどんどん進んでいて、もはやSNSと現実の世界の境界線ははっきりしなくなっているんだなあということを実感しています。

そして、ライブ配信が現実の世界よりもなにが大きく上回っているかというと、それは紛れもなく

「場所」や「世代」

を超越してつながることができるという点でしょう。

SNSだからこその出会いというものがそこにはあります。

現実の世の中では、間違いなく接点ができるはずもない人たちとたくさんのやり取りができて、同じような思いを共有するということができます。

考えてみると、それはとっても不思議なこと、そして素敵なことだなあと、今さらながら強く思います。

もちろん、SNS特有の気を付けなければならないこともあります。

でも、それさえきちんと守って、こういうライブ配信を楽しめば、今まででは考えられないような思いがけない素晴らしい体験ができることは間違いないと考えています。

ですから、自分の経験から、このようなライブ配信を一言で言い表すと

「とにかく楽しいっ！」

この言葉に集約されると思っています。